「涼宮ハルヒの憂鬱」はポストエヴァか、という問題について2

昨日から本格的に道場で修行が始まりました。非常に雰囲気のいいところで、指導者のレベルも高く、自分がいかに何も知らないか改めて思い知りました。昨日一日でアニメやSFなどのタイトルを100以上覚えました。やはり数を見ないと、とあせります。それでも、ほめて育てるいいところです。ちきしょう、今日も楽しみだぜ。


涼宮ハルヒの憂鬱」はポストエヴァか、という問題についてのサイトを一通り見ました。みんないい考察をしているなあと思いました。僕がそれを見て一番初めに思ったのは、いまさらなんだけど、「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメは、ほんとにすごいアニメだったんだなあ、ということでした。エヴァのすごさの根底には、庵野秀明という一人のディープなオタクが、自分の問題と向き合いながら身を削るようにして作ったところにあると思います。あの時期にスキゾとパラノであれだけ庵野さんから話が聞けたのは本当に幸運だった。


ハルヒは確かにすばらしい。しかしもし可能なら、団塊ジュニアの監督がやはり自分の問題と向き合い、身を削るようにして作ったものを見てみたいですね。


それはそれとして、僕はこういうときに発生する論争というのが大好きです。根底にはオタクの世代間戦争やセクト闘争があるんだろうけど(なんか左翼みたい)、いけいけーって感じですね。みんな堂々と論陣を組んで、楽しませて欲しいよね。火事と喧嘩は江戸の華と申しますし。