原発の深い闇、水木さんの人徳、ラノベの才能、助手

引き続き近況報告。


現在コンビニなどで出ているのが2点。
一つは別冊宝島の『原発の深い闇』。ここでは、福島第一原発の警備員をしていた人と、飯舘村住民の証言から、被曝がどのように隠蔽されるかを書きました。


もう一つは、前回詳しく書いた『怖い噂』。Stonedloveさん、高い評価をいただきありがとうございました。


書店で出ているのは『新潮45』「水木山脈」の後編。南伸坊さん、山田陽一さん、春風亭昇太さん、ドリヤス工場さんから話を聞きました。水木さんと女性の話や、相変わらずの天然ぶり、ジャングルでの振舞い、また水木さんの絵についてなど、これまでとは違った角度でみんなげらげら笑いながら水木論を展開してくれました。水木さんの記事というのはどう書いても「のほほん」となって、なんとなく癒されます。人徳でしょうね。


また、現在大正大というところで大学生にライトノベルを書いてもらう授業を持っています。もう丸二年になるんですが、小説創作にTRPGの技法を取り入れています。いつも定員いっぱいの生徒が来てくれて、僕の一つのテーマである萌えやオタクについて考える上でも大変ありがたい現場です。今週締め切りでまたたくさんの作品が上がってきました。これを読むのがまた楽しみなんですよ。本当に才能を感じさせるものがあるんですが、そういう子がプロになるのかというとそうでもないところも面白いですね。


PSP版のシュタインズゲートを終了。なるほど、助手に人気がある理由がよくわかりました。まゆしぃが正ヒロインでトゥルーエンドがあったらどんな感じになるのかな。


そんなわけで、この夏は福島で被曝の取材。