マ・クベの壷ー初めてオタクと呼ばれた時のことを聞いてみたい

ガンダム強化月間に入ってはや2ヶ月、マ・クベが登場して初めて「ひょってしてこれはすごいアニメなんでは」と考え始めました。


はじめは「何であんなに焼き物の割れやすい現場に皿や壷があるんだろうか」とただ引っかかっていたんですが、そのうちその執着がマ・クベという人間を雄弁に語ってくる。これをロボット物のテレビアニメでやったのか、と思うとちょっとめまいがしますね。いったい誰に見せるつもりだったのか。


道場でファーストガンダムのBOXのフィギュアについて話題になり、「だいたい想像できるんだよなあ。俺『マ・クベの壷』つけてくれたら速攻で買うけどなあ」という話が出てみんなで大笑いしました。この人たちはオタクだなあ、と思いながら「いっしょに笑っている俺は何なんだ」という疑問がぬぐえなくなってきた今日この頃です。


「What is OTAKU?」という連載は、煎じ詰めれば初めて自分が人からオタクと呼ばれた時の衝撃からはじめられていると思います。いろいろな人に、初めてオタクと呼ばれた時の話を聞いてみたいと思いました。