2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

最近の中学におけるオタクの自己申告について

時々勉強を見てやる近所の中学生がDSを持っていたので、なにをやってんのかなと思ったらポケモンでした。見せてもらうとポケモンが全部レベル100。どういう技を使ったのか聞いたんですが教えてくれませんでした。まあこちらも大して興味がなかったんであ…

原子力事故が起こるごとに繰り返されること

先週、茨城県と情報公開のための交渉をしてきました。臨界事故の健康被害について県が持っているにもかかわらずまだ公表されていないデータが幾つかあって、その公表を頼んだわけですが、まあなかなか渋いです。いつもプライバシーという問題が立ちはだかる…

ファーストガンダム完走

昨日やっとファーストガンダムを見終わりました。3度目のチャレンジでやっと完走しました。ラストがきれいに終わっていたのが印象的でした。 しかしいろいろありました。とにかく叫んで終わる。泣く。中だるむ。変な空間に入る。選民思想の勃興(ニュータイ…

ゲームとオタクコミュニティーの形成

僕の小6の息子は酸っぱいものが大好きで、梅干専門店の常連客であり(ああまた来たの〜、と店のオバちゃんに言われる)、麦茶に大量のポッカレモンを入れて飲む(一度普通の麦茶と思って口に含んだ瞬間吹きそうになりました。ものすごくまずい)のを常とし…

一芸入試と減点法

以前事務所に押しかけてきた学生と「オタクとは何か?」について話した時の余談。 彼はオタクを受験に例え、一芸入試で僕をオタクと認める、と言いました。 ところが、僕とは正反対に、オタクと自称する人たちについては、減点法になると言います。 「『オタ…

オタクに対する若干の文化人類学的考察

大泉は現在オタク店員修行中の身でありますが、店にいて多くの人が本やDVDやCDを重度の渇きを癒すように求めていく姿を見ると、先住民といっしょに生活していた頃のことを思い出します。彼らもまた、シャーマンのもとにやってきては貪るように物語を求め、祭…

萌えの代償

前回の続き。 僕がもっとも深くあやなんでいたのは96年から97年にかけてでした。その頃よく仕事をしていたQJで、編集者をやっていた大塚幸代さんもかなりエヴァにハマっていて、とくに綾波関係のものはよく見せてくれました。大塚さんは実直でこつこつと…

オタクイメージの変遷

竹熊インタビューをまとめている時に、学校のレポートを書きたいので話を聞きたいという人がやってきて、まさに「オタクとは何か?」という話をしました。彼と話していていまさらながら思ったのは「オタクイメージが変化している」ということでした。 ここで…

核廃棄物の海洋投棄

9月30日は東海村で臨界事故が起きた日で、毎年どこかに呼ばれて話をすることになっているんですが、ここのところ大阪です。裁判の経過とか、被曝した人たちのその後の健康状態とか、一年間あったことの報告をします。 大阪ではカップリングでもう一方の講…

フィギュアについて

新作エヴァの情報を求めてネットを渡り歩いていたら、久しぶりに1/1綾波フィギュアの写真に出くわしました。これが発売された当初、僕はよく「大泉さん、あれ買わないんですか」と聞かれました。僕は当時のフィギュアの硬そうな質感が好きになれず「1/1バル…

オタク第一世代とキャラ萌え

9月28日は竹熊健太郎インタビュー。ひさしぶりに竹熊漫談を堪能しました。 僕がオタクなのかオタクではないのかという議論で、キャラ萌えについての話になりました。竹熊さんの価値観からすると「キャラ萌えをそのまま出すのは馬鹿」なのだそうで、綾波バ…