楽しい妄想

今朝方、モンスターハンター2で、古竜クシャルダオラを倒し、火山へ。少し下見をして、その後、今最もはまっているリオレイア戦。ダオラは割とあっさり倒れたのに比べて、レイアはなかなか骨があって堪能できます。これは僕の使っている片手剣との相性かもしれません。


僕は今オフラインで竜狩りに行っているのですが、オンの世界だと4人でパーティを組んで討伐に行きます。その討伐ムービーを見ていたら、『風の谷のナウシカ』の蟲使いを思い出しました。彼らは組織的に王蟲を狩る技を編み出して、あのどでかい王蟲を狩っていたという設定でしたが、あんなものどうやって狩るんだろうと僕は思っていました。ところが、その組織的な狩りという感じが、モンハン2の討伐ムービーに非常によく表現されているのです。竜ももちろんどうやって狩ろうかと頭を悩ますわけですが、そこはゲームですので、あれこれと手練手管があります。きっと蟲使いたちもいろいろ考えて王蟲を狩っていたんだろうなあ、などと考えるともう妄想は止まりません。


妄想が反転して、逆に、モンハン2の世界が、ナウシカの世界のように大戦に巻き込まれたらどうなるだろう、この竜狩りの世界に、巨神兵のような世界を滅ぼす化け物が現れたら、竜たちはどう反応するのか、などなど、どんどん妄想は広がっていきます。背景世界を自由に考えられるのもこのゲームの面白さなのかもしれません。


僕の頭の中で世界大戦はどんどん進んでいきます。一つの辺境の竜狩りの村で、僕の息子みたいな問題児の眼鏡君が大戦に巻き込まれていきます。無力な少年は現実的にはすぐ死にますが、そこは妄想ですのでしぶとく生き延びます。水木しげるのように最前線に叩き込まれ、そこでさまざまな経験をして成長していく。しかし最前線なのでちゃんと巨竜も巨神兵もやってくる。大戦の帰結は?少年はどうなるのか?ということで楽しい妄想はとめどないのでした。


オタクの妄想というのがどういうものなのか、その一端が見えたように思いました。


そういえば昨日、女性の新米ハンターが食事を作ってきてくれて、いっしょにメシを食いました。「別にいつもお世話になっているから作ってきただけよ」みたいなセリフがけっこうツンデレで笑いました。